インストールガイド
以下の手順に従ってインストールを行ってください.
前提条件
- Java SE 5.0以降を前提とします.
- Seasar2.4を前提とします.
インストール手順
- s2config-coreのjarファイルをビルドパスに加える.
- configCustomize.diconを適宜編集しビルドパスに加える.
デフォルトで用意されている設定情報を読み書きするコンポーネントの実装はプロパティファイルに対応したものになります。この実装はカスタマイズすることが可能です.<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> <!DOCTYPE components PUBLIC "-//SEASAR//DTD S2Container 2.4//EN" "http://www.seasar.org/dtd/components24.dtd"> <components> <!-- コンフィグの読み書きの実装を指定します (instance="prototype"は必須です)--> <component class="org.seasar.config.core.config.impl.ConfigPropertiesWriter" instance="prototype"/> <component class="org.seasar.config.core.config.impl.ConfigPropertiesReader" instance="prototype"/> </components>
- SMART deployでConfigクラスを自動的にデプロイする場合は以下の様にcreator.diconにConfigCreatorを設定し、customizer.diconにconfigCustomizerを設定する.
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> <!DOCTYPE components PUBLIC "-//SEASAR//DTD S2Container 2.4//EN" "http://www.seasar.org/dtd/components24.dtd"> <components> <include path="convention.dicon"/> <include path="customizer.dicon"/> <!-- 中略 --> <component class="org.seasar.config.core.creator.ConfigCreator"/> </components>
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> <!DOCTYPE components PUBLIC "-//SEASAR//DTD S2Container 2.4//EN" "http://www.seasar.org/dtd/components24.dtd"> <components> <include path="default-customizer.dicon"/> <!-- 中略 --> <component name="configCustomizer" class="org.seasar.framework.container.customizer.CustomizerChain"/> </component> </components>
- ウェブアプリケーションの場合はフィルターを利用する.
s2config-extensionのjarファイルをビルドパスに加えて、以下のようにweb.xmlにフィルター定義を行います.(HotDeployFilterの後に以下を追加してください)<filter> <filter-name>configFilter</filter-name> <filter-class> org.seasar.config.extension.servlet.filter.ConfigFilter </filter-class> <init-param> <param-name>targetURIs</param-name> <param-value>login.*,logout.*</param-value> </init-param> </filter>
これによって、起動時にloadToBeansを実行し設定情報を自動的にコンフィグクラスにマッピングし、dicon上に登録されているConfigContainerの設定情報をHOT deploy時にも維持します. また、COOL deploy時には起動時に一度だけコンフィグクラスにマッピングします. targetURIsを指定することで、フィルターを適用するURLパターンを指定できます. フィルターの実装を拡張したい場合はConfigFilterを拡張していただく必要がありますが、次のバージョンではフィルター内部で実行しているフィルターコマンドを生成しているファクトリをユーザ側で指定できるようにする予定です.